tiny-c,tccを使ってC言語で標準偏差を求めるプログラムを作成しよう

妹「実は学校の課題でC言語で標準偏差を作成しないといけないんだよ、お兄ちゃん……。」

兄「前回エクセルで説明しただろう……?」

妹「授業を聞いてないからわからないの」

兄「だから……前回エクセルで説明しただろう……?」

妹「あれで何をしろと!?」

兄「いや、プログラムを作れよ!!」

妹「詳細(サンプル)希望」

兄「いや、お前女子小学生騙ってるのになんで掲示板の初期みたいな言い回しをしってるんだよ……。まぁいいけどさぁ!!はい、下図のソースコードを作成します。」

妹「画像じゃなくてソースをください」

兄「いや、コピペして課題に使うのはダメだぞ……。きちんと入力しなさい。このソースコードを以前紹介したtccでコンパイル・リンクします」

ドラッグアンドドロップでstdevp.cをtcc.exeへ渡します。

妹「stdevp.exeができたね。で、これはどうやって使うの?」

兄「ソースにあるだろう……。argv つまりプログラムの引数を使って計算するんだよ」

妹「具体的には?」

兄「スペースでデータを区切ってエンターで実行するんだ。こうするんだよ」

兄「以前紹介したエクセルで標準偏差を求める、ってやった時と同じ答えになってるだろ?」

妹「わざわざ前のエクセルを引っ張ってきたんだね」

兄「うん……正しいと思っててもバグを仕込む事が。試験は念入りに……ね」

妹「なるほど。それで、このプログラムはいつ使うの?」

兄「標準偏差をバッチプログラムでちょっと使いたい時とか、|clipしたりリダイレクトして、他のデータと連携したい事もあるしさ。エクセル起動を待つのすら面倒臭い時に、C:\windows\system32にコピーしてどこからでも呼べるようにしてさ……簡易電卓として使う事が多いかな。計算自体は簡単だけど関数電卓を使うと割と面倒って事も多いしねぇ」

妹「標準偏差が欲しい事が思い浮かばないんだけど」

兄「……仕事では、どのくらいバラついてるかとか見たい時があるんだよ。特に機械とか制御とか……そういう仕事があるとねぇ」