ExcelでVLookupを使おう![Excel,関数,vlookup]

兄「なんだか妹のシートを見ると同じ数値がいっぱい出てくるね」
妹「同じ数値だからね」
兄「そうなんだろうけど……直接入力するよりもVLookupで見ればいいんじゃないか?」
妹「VLookup?」
兄「vlookupはvertical lookup。(垂直方向 見つける)、という関数だよ。HLookupっていうのもあって、そっちはHorizon lookup(水平方向 見つける)という関数になる」
妹「Vはverticalだったんだね。それでどう使うの?」

兄「最初にVLookupの探索を置くんだよ。この例だと、B4:C6に『 人件費は800円、清掃費は1000円、維持費は500円 』といれてあるよ。」
妹「激安だ。日本の闇を感じるね!」
兄「F4セルに『 =VLOOKUP(E4,$B$4:$C$6,2,FALSE) 』と入れると、自動的に1000円って出てくるよ。VLookup(E4セルの値と同じ物を探して,範囲はB4からC6にあるよ,2列目のデータを返してね,完全に同じ物だったら値を返してね)って引数になる」
妹「他のシートにデータがあったら?マスターデータのB4からC6なんてデータ羅列を同じシートに入れたくないんだけど」
兄「そういう時は他シートにマスターデータを置いてSheet2!という形でシート名!を入れてレンジを指定すれば他シートからも取れるよ、F10がそういう形で取った物になるね」
妹「ふーん……(黄色の文字列を変えたら探してくれるかな)」

妹が維持費を二つにした所、値も変わった。

妹「ほんとだね。維持費に書き換えてもちゃんと動くよ!」
兄「なんで信じないんだよ……マスターデータの方の値を変えても全部に反映されるから計算シートなんかでは変更漏れを防ぐために暗黙的にVLookupを使うって考えてた方がいいね。マスターデータを変えて同じ値だったら、『何これ?もしかして全部俺が値を変更しろって事?』と上の人に言われちゃうかもしれないよ」
妹「半分パワハラだね……お兄ちゃんも大変だね」