VHDを使おう[VHD作成,ディスクの管理,diskmgmt.msc]
妹「お兄ちゃん、お兄ちゃんから貰ったソフト。Dドライブのここに入れろってなってるんだけど」
兄「ああ、絶対パスでDドライブにインストールするように作ってるからね」
妹「Dドライブが無い場合はどうするの?」
兄「パーティーションを切ればいいんだけど、あのソフトは使いたい時だけ使えればいいって感じの物だから、VHD(Virtual Hard Disk)を使えばいいね」
妹「VHD?」
兄「ハードディスクに似せた構造のファイルだよ。仮想化のOSをインストールするために作ったりするんだけど、容量を分離する時にパーティーションよりも手軽だから便利だよ」
妹「コマンドプロンプトでやるの?」
兄「diskpartコマンドでもできるけど、それは今度にして手軽に作れる『』を使ってみよう」
妹「diskmgmt.msc?」
兄「ディスクの管理画面だよ」
妹「こんなのがあったんだね」
兄「クリックすると、『 ディスクの管理 』が現れるよ」
妹「……これってエクスプローラーで『 PC 』を『 右クリック 』して『管理』を押した後に『ディスクの管理』を選んだ時に出てくる奴と同じじゃないの?」
兄「同じだよ」
妹「なぜあんな面倒なコマンドを打たせた!?」
兄「マニュアルとかにする時に便利だから……。右クリックして、管理を選んで、ディスクの管理を選択して、って言うよりも『コマンドプロンプトで『 diskmgmt.msc 』で実行してくださいって言う方が一行でかけるし……」
妹「それならdiskpartの方がいいんじゃないの?」
兄「うん、そっちでもいいよ。それで、『 操作 』から『VHDの作成』を選んで」
兄「場所にパス、 サイズに容量を入れて、VHD、容量固定で作成するね」
妹「場所はVHDファイルのパス。容量はディスク容量だと思うんだけど、仮想ハードディスクのフォーマットはVHDとVHDXがあるけど、どう違うの?」
兄「VHDXの方にしてもいいけど、今回みたいにドライブの容量を少し割り当てたい、という場合はどっちでも大差ないよ。古いOSを使う時はVHD、新しいのしか使わないならVHDX。VHDしかサポートしてないってサーバーもあるし、レンタルサーバーに入れたりするならVHDにしとけばいいかな」
妹「あ、ディスクが作られたね」
兄「あとは普通のディスクと変わらないよ」
兄「右クリックしてディスクの初期化を選び、『OK』押す。あとは次へを押していけばできるよ」
妹「スクショでごまかしてる……」
兄「これでDドライブにVHDがわりあてられたね」
妹「便利だね!」
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